船で穴場に連行される潮干狩りがオススメすぎる件

先日、渡し船に乗って潮干狩りをしてきてしまった!楽しすぎた!

利用したのは林遊船さん https://hayashiyu-sen.amebaownd.com/ 

東西線原木中山駅まで着けばあとは電話連絡で送迎車を出してもらえます。

荷物があってもここまでくれば楽ちん!

江戸川放水路ほとりの林遊船さんの営業所まで着けば乗船の受付をします。名簿に名前等記入して料金を払います。

男性2700円。女性2200円。

ボッチ参加は私だけで他は親子とか大学生っぽい人たちとか仲のよさそうなおじさんグループだとかそんな感じ。

シャベルと熊手の貸し出しがあり、マテ貝用の塩も販売されているので個人で潮干狩りグッズを所持していない人もご安心。

ただ、マテ貝用の塩は1㎏持って行って結果として私一人で半分近く使ってしまったので大目に買うか持っていくことを推奨します。一人二本はあった方が安心かな。

私が行ったときはそんなに潮の引きがよくなかったけどそのぶん参加人数が少なめだったので場所が広々と使えました。

GW中に行く人は早めの予約をした方がよさそう。

穴場には大きなボート?的な船に乗って連れて行ってもらいます。合計15人くらいは乗ったけどもっと乗れると思う。

荷物とか大きなものがあっても船のそばまで軽トラで運んでもらえる。

乗り込むと救命胴着を渡してもらえる。寒い日だったのであったけえ……とほっこりするなど。

江戸川の上をバウンバゥンと進んでいく船!

風をビュンビュン感じて気持ちいいぜ!暑い日ならもっと最高だったろうな。ちょっと寒かった。

川のほとりで潮干狩りをしている人たちの姿が見える。

うーん、風情あるねえ。私はこれからマテ貝とホンビノス狙いだ!君たちはそこでオキシジミと戯れていたまえ!HAHAHA!

しばらく進むと砂地の干潟の上に到着します。

絶対徒歩ではこれないところ。静かだ…

江戸川のほとりと違って牡蠣の貝殻がそこらへんに落ちていて怪我をしそうということもないし、綺麗な砂地だし、まあビーサンでくるのは不安が残るけど(というか管理されている潮干狩り場であっても潮干狩りするのにはビーサンは不向きな気がします。裸足ではいて夢中になって掘っていると靴擦れとかしかねないし……)

ウェーダーはいらないな、ここは。

スタッフのお兄さんたちが大きなクワで地面を切り取ってマテ貝の取り方をレクチャーしてくれるので初心者でも安心。

最初はみんなしてきゃっきゃとしながらお兄さんの掘った穴に塩を入れてはマテ貝をとらせてもらう。

介護バッチリじゃん……ここまでしてもらって取れない人はいないです。

ボウズなし!最高!

クワでサクサク砂地を削っていくと長方形っぽいかたちの穴が出てくるのでそこに塩をかける。にゅっとマテ貝が出てくる。じんわりとつかまえる。楽しい。

ここらへん言葉で説明するより「マテ貝 取り方」とかの動画で見て予習してもらって、現地で改めてレクチャーを受けた方がいいね……

あれは言葉じゃ無理だよ……

しばらく自分でも砂地を小型の草刈り鎌(セリアで売っているのだ!小さなクワのような形状をしていて便利だ)で切り掘っては(切るように掘らないと穴が潰れてしまう)穴を見つけ塩を入れてマテ貝をとる!

を、していると割と頻繁にコロリコロリと丸っこい貝がポップ。

これは……シオフキ貝!!

砂抜きが難しく、イマイチ人気のない貝。いらね、って人がわりといてそこかしこにほっておかれているが私はこれが大好物(アサリよりも好き)なので自分で見つけたやつ以外にもほうってあるやつは見つけ次第いただいてしまう。

砂抜きにはちょっと自信があるんだよね。

マテのやつをひっこぬいては百均で買ったプラスチック製の水切りカゴに放り込んでいく。

これが後々の過ちにつながるとも知らずに……

延々とマテとシオフキを集めていると周りの人が深めのところに浸かっているのに気が付く。潮が引き始めたのでホンビノス狙いにシフトチェンジしたようだ。

私も習ってホンビノスを漁ろうとするが、出てくるのはシオフキとわずかな青柳だけなので諦めて干上がった場所でのマテに戻る。

マテに戻ったところでカゴの中身を確認してよそに移そうとしたわけですよ。

するとね、こう、マテの脚?の部分ってなんかこう C二二 みたいな形で貝殻からびろーんと出てるわけなんですけど、こう網目の部分から地面に接しているせいでしょうね。

その脚を網目の隙間から出して砂に潜ろうとしてたわけですよ。もちろん貝殻が引っ掛かって逃げられないんですけど……

その結果、脚だけ網目越しに地面に潜って行って、その、こう……なんか細長い貝殻がカゴの中で何本も直立してるわけ。

思わず内心で呟いちゃったね。勃起しとるやんけ、と。

ぼっち参加じゃなかったら絶対連れてきた人に「見てくれ勃起してるぞ!」って言ってたよね。

で、さらに別の場所に移すから引きはがそうとするじゃないですか。すると脚の C の部分が他の部分より太いものだからカゴの網目のところに引っかかって取れなくなって……

思わずないものの痛みに思いを馳せてしまったよね。

まさか潮干狩りでこんな気持ちにさせられるとはね……

 

まあ、そんなこんなでマテもシオフキもたっぷり採ってまた船に乗せてもらって帰還です。

林遊船さんの営業所には水場もシャワー室もあるので装備についた砂を流したり、汚れた服を着替えたりもできて至れり尽くせり。

案内される場所も足元がしっかりしていて動きやすい。

マテの取り方の介護も手厚い、と。

天然の貝がとれる潮干狩りをしてみたいけどあまり経験のない方、船にのってみたい方、純粋に沢山取れると嬉しくなってしまう方に是非ともおすすめしたいです。

お子様連れの方もお子様が深いところに勝手に行ってしまわないように気を付けてさえいれば、こけても怪我をしにくい足場なのと、周りを水に囲まれた狭めのスポットで迷子にまずならないことから比較的(江戸川のほとりの徒歩圏内で潮干狩りするよりもはるかに)安全にレジャーが楽しめることと思います。

 

是非、船に乗って潮干狩りにむかってみませんか!?